映像の設定と音声の設定で記事を分けています。
最新の設定は新サイトHTPC (画質音質)ジャンルから確認して下さい。
 
HTPCの高画質設定」という記事がいまだに人気があるのでまた書こう。
以下の設定例は上の記事からの書き足しです。
まずは上の記事をご覧になってください。
 
DirectXの設定:
最新版
動画再生にもDirectXを使用しているので最新版にしておきましょう。
 
Radeon VGAカードの設定:
・リフレッシュレートを59Hzに設定
・HDMI出力の出力ピクセルフォーマットはRGB:8:8:8(Full)に設定
・インターレス解除は自動またはベクター適応
・Color vibrance、Flesh tone correction、縁拡張、デノイズ等のチェックは全て外す
リフレッシュレートはVGAドライバーをインストール直後60Hzに設定されている。
しかしNTSCのフィールド周波数は59.94Hz。
60Hzのままだと29.97fpsの動画で約16.7秒に一回カクつく事になる。
(DVD等も含む動画の多くは29.97fps)
CCCの59Hzが59.94Hzかを疑う人はディスプレイで入力周波数を表示して確かめるといい。
出力ピクセルフォーマットはRGB8:8:8(Full)が一番良い。
しかしその設定だとディスプレイ側が輝度伸長を適切にしてくれない事がある。
その場合はテスト映像等を使って黒レベルが合う設定を使うしかない。
RGB8:8:8(Full)に比べて、
RGB8:8:8(Limited)とYCbCr4:4:4は情報量が約7/8になる。
YCbCr4:2:2は情報量が7/12になる。
特にYCbCr4:2:2は避けるべき。
色情報の解像度が縦横半分なのであきらかなダメージがある。
RGB8:8:8(Limited)とYCbCr4:4:4は動画再生においてRGB8:8:8(Full)と差が無いかもしれない。
元々動画はその範囲内で作られているから。
デインターレスは一番優れているアルゴリズムはベクター適応だが自動にしておけば使われるのであえて設定しなくても良いと思う。
HD4350等の性能の低いボードで高解像度動画にベクター適応を掛けると処理能力が足りない気味なので自動的に軽いアルゴリズムに変更される方が使い勝手がいい。
Color vibrance等の画質補正機能は積極的に使っていってもいいが元映像を忠実に再現する事を高画質とする観点からオフ。
 
Catalystのバージョンについて:
バージョン毎に画質や安定性が違い今の所これが良いと言えるバージョンが無い。
最近の物ではCatalyst9.6が安定している。
最新の9.9は9.6よりもエッジの立った解像度指向の絵作りだがカクつきが多く画面割れがたまに起きる。
好みと安定性を測りに掛けて2~3のバージョンを比較して決めるしかない。
 
PowerDVD8の設定:
・「動画」→「ハードウェアアクセラレーション機能を有効にする」にチェック
・「動画」→「詳細設定」→「デインターレスアルゴリズム」→「ハードウェアデインターレスを使用する」にチェック
・「動画」→「詳細設定」→「デインターレスアルゴリズム」→「ハードウェアデインターレスを使用する」の下のタブは「デフォルト」
TTHDはエッジ強調しているだけにしか見えず好みではない。
デインターレス設定はデフォルトにしておけばVGAドライバーが適切に選んでくれる。
 
ffdshowの設定:
・「コーデック」→「H264/AVC」をffmpeg-mtに変更
 (それ以外のコーデックでも使用できる場合はffmpeg-mtに変更)
・「コーデック」→「H264/AVC」の「安全な場合はブロック低減をスキップする」「常にブロック低減をスキップする」のチェックを外す

・「インターレス解除」にチェック
・「インターレス解除」→「方法」に「TomsMoComp」

・「インターレス解除」→「垂直フィルター」にチェック

・「ポストプロセッシング」のチェックを外す
・「リサイズ」にチェック
・「リサイズ」→「スクリーンの解像度にリサイズする」にチェック
・「リサイズ」→「次の場合にはリサイズする」にチェック
 条件の設定例:X<1280かつY<720
・「リサイズ」→「設定」→輝度のメソッドに「Lanczos」
・「リサイズ」→「設定」→Number of Tapsを出来る限り大きい値(理想は10)
・「リサイズ」→「設定」→「正確な丸め処理」にチェック
・「出力」→「RGB conversion」→「YV12からRGBへの高品質変換」にチェック
・「出力」→「RGB conversion」→「ディザリング」にチェック
コーデックのffmpeg-mtはマルチスレッド対応のデコーダー。
マルチコアCPUの普及率は高いと思うので迷わずこちらを選ぶといい。
ブロック低減はされるのがH264の本来のデコードなのでチェックを外す。
処理速度が足りない時の為に用意されたオプションなのだ。

インターレス解除は私が比較した感じでは「TomsMoComp」がもっとも良いと感じる。
その場合検索能力は3のままで良いと思う。
これを上げても誤判定が増えるだけであまり良くはならない。

またインターレス解除のチェックは最近のffdshowだと動画フォーマットを見て必要な時だけ自動的に使用するので入れっぱなしで問題無い。

ポストプロセッシングは最近の動画の品質の高さから言えばデフォルトでチェックしない方がいい。
リサイズはLanczosのTap10に出来る限りしよう。
ボケが無くなるのでシャープネスをかける必要もなくなる。
処理能力が足りない場合は「次の場合にはりサイズする」の条件で調整するといい。
上の設定例だと1280×720未満の解像度の動画でしかリサイズしない。
まだ駄目なら「X<960かつY<540」のようにさらに緩めてそれでもどうにもならない場合はLanczosのタップ数を下げよう。
 
 MPC-HCの設定:
最新版
・Vistaでは「Playback」→「Output」→「EVR Custom Pres.」にチェック
・Vistaでは「Playback」→「Output」→「Resizer」を「Bicubic A=-0.60(PS 2.0)」
・「Internal Filters」→「H264/AVC(DXVA)」のチェックを外す
上以外の設定は「HTPCの高画質設定」の「Media Player Classicの設定」を参考にして欲しい。
MPC-HCはMedia Player Classicの派生版だが現在ではこちらが開発本流だ。
長らくVer1.2.908.0が最新版として流通していたが1.3.1249.0がリリースされたので入れ替えるといい。
前のバージョンではシーク時に不具合があったが改善されている。
(まだちょっと音声がずれたりする)
EVRは私の所ではSystem Defaultよりもパフォーマンスが良いし画面割れも起きない。
タスクマネージャー等でCPU使用率を見ながらチェックしてみて欲しい。
Resize設定はffdshowに全て任せられる人には無用だがそうでない場合はこの設定が妥当だと思う。
MPC-HCはDXVAが使えるのが売りだが私が試した限りは高画質にしたいのならMPC-HCのDXVAよりもffdshowの方がいい。
またデインターレスに関してはffsdhowよりもRadeon VGA+PowerDVDの方が優れているのでインターレス収録の動画はPowerDVDで見てプログレッシブ収録はMPC-HCと使い分けている。(実際にはMPEG2関係とBD、DVDはPowerDVDに関連づけてるだけ)
 
PowerDVDでデインターレスしてffdshowでリサイズしたい場合:
・MPC-HCでCyberLink Video/SP Decoderが使われるようにする
・MPC-HCで「Playback」→「Output」→「DirectShow Video」を「EVR(Vista/.Net3)」
・ffdshowで「コーデック」→「Raw Video」を全サポート形式
以上Vistaでの設定。
実際にやると両方の良い所取りになるかと思いきやジャギーが多くもう一つな画質になる。
PowerDVDだけでの再生とは何か画質を高める処理に差があるらしい。
 
以上が最近の状況に合わせた画質設定です。
ちなみにCore2Quad Q8200+P5Q-EM+HD4650というシステムで1920×1080のディスプレイにLanczos10で1280×720のH264の30p動画の再生をするとリサイズで処理が間に合いません。(デコードの軽い動画だと間に合う事もあります)
画質を追求するとマシンパワーはいくらでも要ります。
 

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